日本の夜想曲・3

日が沈んで夜の帳(とばり)が下りると、
夜空には夏の大三角を頭上に残して
東の空には…


おとといは十三夜でしたね。
秋の星空にはほとんど星がなく、
満月近い月の光に飲み込まれてしまっています。
みなみのうお座のフォーマルハウトなんて、
うちの方じゃ全然見えません(普段は見えるけど)。


星の見えない晩は、
星を思いながら音楽を。
といっても今日あたりは月の光がしんしんと町に降り注ぎ、
それはそれでとても神秘的。
星(月)夜を体感できまるのではないでしょうか。


今日の「夜想曲」は大江光の作曲。
彼の作曲家としてのデビューアルバム、1992年の『大江光の音楽』に収められたのは
ノクターン/小泉浩(Fl)&海老彰子(Pf)
そして2年後のセカンドアルバム1994年の『ふたたび』には
ノクターン第2番/小泉浩(Fl)&海老彰子(Pf)


ともにフルートとピアノという組み合わせ。
シンプルなメロディが歌う夢心地の夜想曲です。



ちなみに『大江光の音楽』には
♪星
という、星のソムリエなら押さえておきたい曲も収録されています。
また2005年の『もう一度、大江光』には
♪大人のノクターン
が収録されているので、
大江さんは星に対する感受性も素晴らしいなぁ、と思います。



今朝の東雲(10/27)


日本の夜想曲・1
日本の夜想曲・2