2015-01-01から1年間の記事一覧

年またぎのカノープス

除夜の鐘… (うちの方ではラジオ、テレビではなく、 山寺で鐘を打っているのが聞こえる)を聞きながら、 今年もカノープスを拝みました。 アーチの左側の、地面すれすれの輝線が南極老人。羽鳥の畑はさすがに水蒸気が多く、 夜露にすぐ襲われてしまいます。 …

明けの明星

年の瀬も、いよいよカウントダウンとなってきました。 毎朝、出勤で起きる時はすんなりと布団から出られるのに、 どうしたことか、休みの日に限って起きられなくなることもあります。 今朝も、まだ薄明の始まる前から目を覚ましていたのに (ふだんより早く…

日本の夜想曲・5

探せば続々と出てくる(笑)「夜想曲」 ここ毎月、日本人による作品を紹介してきましたが、 2015年最後の紹介は 今日、この日にはもっとも似つかわしくないもののテーマ曲で有名な 伊福部昭(1914-2006)の「夜想曲」。 そのもっとも似つかわしくないものと…

冬至

いつも使っている駅舎の中から、 この時期だけ狭い隙間から太陽が顔を覗かせてくれる窓があります。 一年のうちでも、ほんのわずかな期間だけ、 ここから太陽の光が差し込んでくるのです。 やっとその姿を見る事が出来たのに、 これからまた、どんどん北に向…

上野国立科学博物館天体観望会

今年最後の観望会です。イベントカレンダー 昨晩の雨が、ちらっと朝まで残っていたようで、 明けの明星を見かけた時は 東の地平線に向かっていくつもの千切れ雲が飛んでいきました。 屋根の上に昇ってきたのは赤い火星と白色の真珠星。 空気が澄んでいると色…

ふたご座流星群

今朝のラジオでも報じていましたが、 冬と言ったらのふたご座流星群が見ごろを迎えています。 極大は15日03時ごろ。 つまり、14日は寝ないか、15日の朝早く起きれば少なくとも1個は眺める事が出来ると思います。 そんなわけで週末、サークルの観望会を催しま…

南極老人

会社から帰ってそのままカノープス詣。 肉眼では見えませんでしたが、 写真にはしっかり写ってくれました。 なので、実際には詣にはなってないなぁ。 そしてそして… やっとクラシックソムリエの結果が到着しました。 はははー だめでしたねー 800点以上が合…

上野国立科学博物館天体観望会

本日、朝から北風が強いですが、 今夜の観望会、透明度はよさそうです(このままならば…)。 都会の一日は、今夜の空の状態をどこまで見せてくれるでしょうか? まだ晩秋の星空には秋の星座たちが掛かっているので、 もしかしたら静かな星空かもしれません。…

春の夫婦星、明けの明星

春の夫婦星の間に明けの明星。 狭い庭の空にも美しい情景が広がる朝です。 (もうちょっと時間に余裕が欲しい…)

pevo 星人に会いに行く

ただしくは「聴きに行く」です(笑) 普段は4時〜5時の東雲を眺めているのですが、 週末などの休みともなれば起きる時間にもゆとりが出来て、 普段通りに生活しようと思っていても ついつい布団から抜け出せずにいます。 気が付けば明けの明星もずいぶん南の…

夜半の明星(木星)

ふとんに入る前、 東の空に明るい星がひとつ。 数日前まで明けの東天(東雲)で顔なじみだった木星で、 まさに「夜半の明星」としての名にふさわしい登場っぷりを見ました。 もうそんな時間になってしまったのかと、 我ながら夜更かし癖の抜けなさにあきれて…

えこっくる江東 望遠鏡工作と星のはなし(11/21)

今週最後の天文イベントはえこっくる。 今回は「ペルセウスの大冒険、みんなで星空を駆け巡ろう」 と題してお話をしてきました。 後半はみんなで作った望遠鏡の使い方と、観望会。 季節にそぐわない「朧月夜」でしたが、 みんな自分で導入できた感激でいっぱ…

双眼鏡の歴史

上野国立科学博物館でいつもお世話になっている 中島隆先生の大著「双眼鏡の歴史」が出版されました。 ご本人から購入、表紙と特集されている1台をバックに。 〜著者近影は叶わず…(笑)〜この日は早々に観望会中止となりましたので、 退室までの2時間近く、…

星と芸術

本日開催です星と芸術(日比谷図書文化館) 幸先よく、朝っぱらは晴れてくれました… 木星、火星、金星、スピカが直線に並び からすの四辺形もかわいく収まりました(いつもより広角) 寝坊すると(というか、徹夜…) 星たちの運行もずいぶん変わります(ちょ…

木星、金星、火星、スピカ

昨晩の晴天は、 そのまま窓越しに秋から冬の星々を描き出して明るくなりました。 久しぶりに見た明けの明星。 木星もずいぶん西に移動したので そろそろ金星と同じ写野に入れるのが難しくなってきました。季節も進み、おとめ座のスピカも見やすくなりました。

ガリレイ親子のリュート

来週は、日比谷での講座があり、 週末はレジュメの作成に追われそうなので、 窓の外の雨を気にしつつ、音楽三昧となりそうな気配…今回の講座に間に合うかどうかで注文したガリレイのリュートアルバムがぎりぎりで届きました。 左のアルバムはミケランジェロ…

明けの明星

目覚まし通りに起きてカーテンを開けると、 木星の姿が目に飛び込んできました。 あわててカメラをセットして数枚。1週間前と比べると、 三者(金星、火星、木星)の位置がどんどん離れていくのが分かります。二星の姿は4時から10分間だけ。 ぱっと見、三角…

日本の夜想曲・4

昨日からシトシトと雨。 明け方に頑張ってくれていた明星たちも、 昨日、今日の雲には太刀打ちできず、 まったく姿を見せてくれませんでした。細い月とのランデブーも来月にお預けです。 さて、こんな雨の日は夜想曲を聴いて星空を想いましょう。 『プレイア…

明けの東天

この頃は朝が寒いのですが、 毎朝起きるのが楽しみです。 東の空にそろっている金星、木星、火星の姿を見る楽しみや、 今日も下弦の月が南の空から東の空へ移り、 このあと、彼ら(惑星たち)とランデブーを繰り広げてくれるからです。

金星と木星

10/26に西方最大離角になった金星。 もうこれ以上、太陽から離れることはない位置に来てしまいました。 日の出とともに、木星らと日周運動で西に動いて見えますが、 今後は2016年6月7日の外合に向かって徐々に高度を下げていきます(半年以上も先ですが…) …

日本の夜想曲・3

日が沈んで夜の帳(とばり)が下りると、 夜空には夏の大三角を頭上に残して 東の空には… おとといは十三夜でしたね。 秋の星空にはほとんど星がなく、 満月近い月の光に飲み込まれてしまっています。 みなみのうお座のフォーマルハウトなんて、 うちの方じ…

金星と木星の大接近

明けの東天で繰り広げられている惑星同士のランデブーも 今日がハイライトでしょうか?明けの明星と夜半の明星が接近しました。 満月の2個分離れているので、 かつて見た大接近ほどの畏怖の念を感じることはありませんでしたが、 大自然の営みの大きさを感じ…

オリオン座流星群

あのハレー(ハリー)彗星が母天体の流星群。 何から何まで知名度は抜群の流星群ですが、 いわゆる三大流星群には及ばない活動の流星群。 それが、ここ最近は星座の知名度があるからか、 比較的「極大」を迎えるころには何かとニュースになったりしています…

白河天体観測所

私は行ったことがありません。 それでも、いつでも行けます。 しかし、実際にはもう行けなくなってしまった所。 『星空の四季』に始まって、 『ふじい旭の新星座絵図』 『すばらしき星空の饗宴』 『星の手帖』 『スカイウオッチャー』 などなどに登場する白…

月のアルバム

今、月の月齢アルバムを制作中です。 なかなか0〜29は揃わず。 昨晩も家に帰ってからあわてて狙いましたが、 地平線に近く、真っ赤な月。

明けの明星と木星と火星の大接近

えこっくる江東

本日はえこっくる江東にてイベントが行われました。前半はJAXA大川拓也氏、 後半はJAMSTEC高井研氏のお話でした。私は途中抜け出して観望会の実施に走り回り、 なんとか晴天のおかげで参加者の方々に土星と月面見ててもらう事が出来ました。

えこっくる江東

明日のイベントです。 晴れれば観望会を担当します。

明けの明星たち

日が昇ってからはすっかり快晴ですが、 日が昇る前は雲がもくもくと通過し、 明けの明星たちの姿も 現れては消え、現れては消え… すっかり出そろう頃には夜も白々と明け始めました。 こちらは金星 こちらは木星と火星 昨日も明けの明星は姿を見せていたんで…

金星、火星、木星、水星

やっと四惑星がそろったところを見る事が出来ました。 本当は印旛沼に車を走らせるつもりで車に荷物を積んだところで、 雲がもくもく。急遽2階の、いつものベランダから。水星は下の電線の間にゆらゆらと。