2010-01-01から1年間の記事一覧

夜想曲のスケッチ・3

君は夜の雲を見たことがあるかい?もしあるのなら、じっくりと眺めたことは?きっと多くの人にとっての夜は、下界のネオンに目が泳いで、生活音と同じく夜の空は晴れていても曇っていても「暗い」というイメージだけだろうと思う。きっと目を向けてはいるけ…

冬至

太陽が03h38mに黄経270度に達し、 今日は二十四節気のひとつ冬至です。 あまり知られていませんが、二十四節気の基準点となります。http://tupichan.net/SeasonPortrait/Winter2.html【暦便覧】には「日南の限りを行て日の短き至りなれば也」とあります。 こ…

本日皆既月食

http://tupichan.net/SouthernCross/LunarEclipse.html今日、日の入り後、月の出時から月食です。 しかしながら天気の様子がおかしいゾ。。。

ベツレヘムの星?

昨晩遅く、雨が降ったのでしょうか?道路も庭の植木もぬれていました。 雨戸を開けるとひんやりと湿ったような空気。 それでも目の高さには明けの明星が出迎えてくれています。 今日はいつもの場所と違うところへ バッハの無伴奏チェロ組曲をお供に連れて行…

ウィーン・フィルによる宇宙もののコンサート?

本日(12/9)夜7時30分からのNHK-FM「ベスト・オブ・クラシック」で、”特集ウィーン・フィル 夏の夜のコンサート”が放送されます。 曲目に注目! なんとウィーンフィルが演奏を嫌う(コル・レーニョ奏法があるため)というホルストの「惑星」から火星をはじ…

夜想曲のスケッチ2

ちょっと前の話だけど、その日の朝は雨の音で目が覚めた。布団の中でまどろんでいた頃(隣に寝ている大樹の冷たい差しがグイグイと入ってきて目が覚めてしまった)、なんとなくだが、外は雨だとか霜でも降りているんじゃないだろうかとぼんやり考えていたよ…

あかつき(12/4)

昨日は暴風雨が暴れまくったので 街路樹の銀杏並木のほとんどが黄色を落としてしまっていました。 肉眼ではそれほどではありませんが、写真に入ってもらうと見事な地球照です。 月、明けの明星、土星、おとめ座のスピカがそろって収まってくれました。 見慣…

あかつき

目覚ましが鳴り、 寝ぼけ眼をこすりながらラジオのスイッチを入れ、 雨戸を開けると、 そこには絵のような情景が広がっていました。 早起きの目的(ラジオ)を変更し、 さっそく車に乗り込み絵になりそうな場所を探しまわり、 結局いつものところに落ち着き…

夜想曲のスケッチ1

君、季節はあちらからやって来て、僕らの生活に入りこんでくるものだね。このスケッチ帳は、島崎藤村のそれになぞらえて、僕なりの風景を描くつもりだ。これを同じ空の下にいながら、遠くにいる君へ届けようと思う。 誕生日おめでとう。 ☆ ☆ ☆ 昨晩、大樹と…

イルミネーション

師走に近づくと町のイルミネーションが 「こんなものにまで!」 と着飾られます。千葉のポートタワーでも巨大クリスマスツリーが立ちました。 クリスマスツリーのてっぺんに輝く星は 「ベツレヘムの星」 その上に輝くのは本物の星。 イルミネーションも奇麗…

日の出

昨年没後200年だったヨーゼフ・ハイドンの弦楽四重奏曲。 本人はそうした印象を意識して作曲した訳ではありませんが、 この曲の冒頭、ヴィオラの旋律を聴くと まさに今日の日の出を連想せずに入られません。 印旛沼の西岸では日の出前に濃厚な霧が発生し、 …

木枯らし1号(2010)

昨日、木枯らし1号が吹きました。 昨年より7日早く、10月中にやって来たのは10年ぶりだとか。 ほとんど室内にいたので感じることはありませんでしたが、 今朝は寒かった。 このところ日課にしている庭の落ち葉掃きも、 これからがピークになって来るでしょう…

ミラ

実家の車の名前にもなっているくじら座のミラ(ο Cet)は、周期332日で2−10等という光度変化の著しい変光星として有名な星です。その光度周期や発見時のエピソードなど、まさに変光星が持ちうる最大級のネタを持ち合わせる天体として知られています。 そんな…

ドーンコーラス

寝苦しい夏の夜。 カーテンを開けて夜風を部屋に入れて布団に入ります。 昨晩は夜風と一緒に月の光も入って来ました。朝は(カーテンを閉められていたので)寝苦しくて目が覚めると、 賑やかな朝まだきの音が聞こえて来ました。 カーテンをそっと明けて覗く…

処暑

天文学的に処暑は太陽が黄経150度を通過する時を言います。 「陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也」 朝晩、涼しくなり、秋の収穫もあちこちで始まる頃です。

ペルセウス座流星群

上野の科学博物館観望会のあと (久々の観望会に集まったギャラリーはおよそ180名前後!) 地元に帰り着くと、ひっそりと静かに秋の星座が頭上に広がっていました。 数時間前まで多くの方々に星の話を繰り返し、 望遠鏡で都会でかろうじて見える天体を紹介し…

水星、三日月、金星、火星、土星

日没後の西の空に、 地球の兄弟星たちがズラリと黄道に対して一直線に集まるのが 見られる予定でしたが、 ダイナミックな雲に阻まれ (写真では分かりづらいですが雲の表情がカッコ良かった) 結局水星までは見ることができませんでした。

七夕はなぜ7月7日?

七夕(しちせき)と書いて「たなばた」と読みますが、 そもそも棚機と書いて「たなばた」なのです。 これが中国から伝わった織女・牽牛の伝説と 日本の豊作祈願や 「乞巧奠」つまり手仕事とか、 武芸の技などが上達するようにと言うお祭り行事が合体して、 7…

5月16日の夕方の西天

会社の帰り道、 ビルとビルの合間から突然現れた女神二名。 社屋を出たのはまだ明るい頃だったので気づかず。 家に帰ってあわててシャッターを切りました。 そうと知っていれば(実は忘れてた) カメラを持って出勤したのに。 2010/05/16(19h23m) 2010/05/16…

立夏

天文学的に立夏は太陽が黄経45度を通過する時を言います。 「夏の立つがゆえ也」 http://tupichan.net/SeasonPortrait/Summer1.html 今日は夏日。 鯉のぼりが泳ぐほどの強風になってくれても良かったのに。

サザンクロス観望会(2010/05/01)

つくづく夜空の明るさが身にしみます。

夕食している間に一周して来たISS(国際宇宙ステーション)

昨晩会社からの帰り道。 西の空に宵の明星がキラキラ輝いていました。 見渡すと南西には冬の大三角頭上に赤い火星。 この時期としては珍しく北風が強かったおかげで 西の空の冬の名残の星座たちも澄んだ表情で瞬いていました。 東の空には・・・「なんだあり…

宵の空の2つの惑星

水星が肉眼で見える頃には、 空が濁りだしました。

スペースシャトルと国際宇宙ステーションが上空を通過します!(4/7

松戸市出身の山崎さんが、 4/7(水)の午後4時44分頃、 野口さんが搭乗しているISSとドッキング。 その前に明日の朝、 ドッキングの約12時間前の朝4時36分から4時41分頃、 関東上空を続けて通過する様子が見られます。両者ともに地球を一周するのに90分かか…

天界の音楽2「天体の音楽;ヨーゼフ・シュトラウス」

7月2日以来のこの企画(笑) 今回紹介する曲は ウィーンフィルのニューイヤーでも度々取り上げられることのある ヨーゼフ・シュトラウスの「天体の音楽」です。 ニューイヤーではカラヤン、クライバー、ムーティのタクトで聴いています。 ☆ ☆ ☆ まだ星を眺め…

春分の日

天文学的に啓蟄は太陽が黄経360度に達し一年の長旅を終え、 そして0度として再び旅が始まる時です。 「日天の中を行て昼夜等分の時也」 http://tupichan.net/SeasonPortrait/Spring2.html 西の空低く、宵の明星、金星が輝くようになりました。

桜咲く

いよいよ春の足音が地上にも迫って来ました(笑) 今朝は庭の水たまりにも氷が張っているんじゃないかと思えるぐらい寒かったです。 北風も音を立てていました。 というわけで、 冬(もう3月なので晩冬ですね)の景色もそろそろ見納めになるかと思い、 MTBを…

啓蟄

天文学的に啓蟄は太陽が黄経345度を通過する時を言います。 「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也」 http://tupichan.net/SeasonPortrait/Spring2.html まさにこの日に生まれたとしか思えない名前(敏春)をつけてくれた両親にはいつも感謝し…

映画「オーシャンズ」

話題のネーチャー映画「オーシャンズ」を観てきました。 広い宇宙を人類の叡智をもって知ることのできる範囲の中では唯一の 生命を育んでいる地球。 その中でも海(Ocean)は多様な生命がひしめく領域です。 宇宙と海は切り離して語ることはできません。 ポ…

立春

天文学的に立春は太陽が黄経315度を通過する時を言います。 「春の気たつを以て也」 http://tupichan.net/SeasonPortrait/Spring1.html 今週は寒気が入ってきてずっと寒いです。 寒いのは大好きですが持病のヘルニアが痛いのが辛いです。