日本の夜想曲・4
昨日からシトシトと雨。
明け方に頑張ってくれていた明星たちも、
昨日、今日の雲には太刀打ちできず、
まったく姿を見せてくれませんでした。
細い月とのランデブーも来月にお預けです。
さて、こんな雨の日は夜想曲を聴いて星空を想いましょう。
『プレイアデス舞曲』という、
そのものずばり、おうし座のプレアデス星団の名を冠した舞曲集を作曲し、
一躍、私のお気に入りの作曲家となった吉松隆。
仮に、ギターのための夜想曲を書いてくれていなかったとしても、
星空のお伴に必ず掛かっている舞曲集ほど、
現在人の体に、星空とつながっていることを意識させてくれる音楽もないのではないでしょうか?
と、個人的に大絶賛の作曲家です。
このギターのための夜想曲(アルバムにはノクターンとクレジットされてます)は、
『優しき玩具』という曲集に収められています。
吉松のピアノ曲集同様にシンプルなメロディ、シンプルな構成。
同じ弦楽器である筝とか琴なんかでも雰囲気が出そうな曲です。