日本の夜想曲・5


探せば続々と出てくる(笑)「夜想曲
ここ毎月、日本人による作品を紹介してきましたが、
2015年最後の紹介は
今日、この日にはもっとも似つかわしくないもののテーマ曲で有名な
伊福部昭(1914-2006)の「夜想曲」。



そのもっとも似つかわしくないものとは、ゴジラ


彼の作曲した夜想曲は、
日本らしく、そしてまた日本人らしいお祭りの雰囲気を持っています。
オリジナルはオーケストラ作品、『日本狂詩曲』に収録。
それを後年ピアノ曲に編曲しています。

こうしたテンポ、オーケストレーションの曲は、
夜想曲」という性格を差し引いてもオリジナルがいいですね。
ただし、星空を眺めるときのお伴には場違いのような感じですが、
昨年、年越しで星を眺めていたら、
近所の神社から祭囃子が聞こえてきて、
「すわ夏祭り?」と思えるような盛り上がりを聞かせてくれて驚きました。
(ちょうど除夜の鐘に合わせていたかのような…)