たなばた(2017)

たなばた。
久しぶり(?)に、夜も晴天になってくれました。
国立科学博物館の屋上も賑わいました。

土星もくっきり。
iPodでパシャ!


さすがに今日は子供たちが多かったのですが、
「どの星だか探せる〜?」と質問して探し当ててくれたのは
ごく数人。
お父さん、お母さんも首を振るかニヤニヤする人が多かった。
また、
「あれとあれですよ」と指差すと
「あっ、肉眼で見えるんですか!?」って驚いていた人もいました。


ちなみに今日の月はまんまる(月齢13)だったので、
渡し守の舟は、さながら佐渡のたらい舟。
新潟の血が流れる私にも経験がありますが、
たらい舟は先に進まず。


だから…


「旧暦7月7日の晩(今年は8月28日)は、
 たらい舟ではなく、ちゃんとした半月の舟が
 毎回天の川にとどまってくれているので(決して渡ってくれない、という性格がミソ)
 ぜひ、探してみて下さいね。
 七夕の話には欠かせないキャラクターですから!」


と言うと、


「こうした行事には、ちゃんとした背景を知っていると面白いね」
と納得してくれたお客さんがいて、こちらも嬉しくなりました。