2012-01-01から1年間の記事一覧

満月から金環へのみちのり

5/6の満月は2012年中、最も地球に接近しました。 5/13は下弦の月、5/16は月齢25.2。 5/19は月齢28.8の新月直前の細い月です。 そして2012年中、最も地球から離れた月は 太陽を完全に隠すことができずに金環日食となりました。 わずか2週間足らずで5万キロも…

金環日食!

ほぼ奇跡に近いことが起きました。 まさに、その瞬間を狙ってくれたかのように環状(Annular)の太陽が現れました。 写真から見てもわかる通り雲の飛来が多く、 食の開始から雲、雲、雲・・・ それが07h32m〜07h37mごろに掛けて雲の間から姿を現してくれたの…

金環日食2日前!

昨晩は上野で観望会でした。 西に金星、頭上に火星、南東に土星。 そして話題は金環日食へ。 天候もよく100名近いギャライーが集まり賑わいました。 その晴天が朝まで続き、 今回の主役である月が太陽へ、 また一歩歩み寄っています。 たぶん肉眼で確認でき…

金環日食3日前!

自宅から眺めたらこんなだろうなぁ、と思います。 未明は激しい雷雨となりました。 当日もこんなじゃ嫌だなぁ・・・ などと思いつつも、やはり太陽の存在は偉大ですね。 雲越しでさえ形がはっきりとわかります (だからといって安心して裸眼では眺めないでく…

金環日食 5日前

雨上がりの朝になりました。 今のうちにじゃんじゃん降っておいて欲しいですね。 ちょっと湿気っていたから濃霧が発生していました。 谷津田の辺りはちょっとした溜まり場になっていて、 森の中に雲ができていました。 見上げれば真っ白い月齢25.2の月。 遠…

金環日食 8日前

いよいよ来週、一週間前に迫った金環日食。 昨日は下弦の月がぽっかりと早朝の青空の中に浮かんでいましたが、 どのぐらい月が交代したかを調べるために比較写真を撮りました。 (レンズは3枚とも250ミリ望遠レンズ) 左の月は5/6に「スーパームーン」と呼ば…

今年最大の月

GW最後の日、江ノ島に行って来ました。 私が小学3年位までは毎年足繁く通っていた「鎌倉高校前」を通過し、 懐かしい思い出を眺めてきました。 その帰路中、横浜を過ぎた頃からビル群の間に まるで皆既月食かと見間違えてしまいそうな真っ赤な月が昇ってきま…

金環日食カウントダウン

4月から始まった「金環日食カウントダウン」 本日は晴天なので観望会も平行して行います。 満月近い月が東の空から上ってくるので, 春の星座は月の光に飲み込まれてしまいますが、 金星、火星、土星を見ることができます。金環日食カウントダウンhttp://www…

四街道市にも天の川

昨日はあまり気の向かないロケーションで撮りましたが、 今回は千葉市科学博物館帰り(金環日食勉強会!) 懐かしい千葉城をバックにやってみました。 考えてみたら今朝未明、 身を切るような寒さの中でサソリを迎えたことを思い出しました。 眠いはずだ。。…

ポートタワーからの眺め

天体観望会のお知らせがあったので、千葉市ポートタワー付近まで行ってきましたが合流することができず、せっかくなので数年ぶりにポートタワーに昇ってきました。大人410円、小人200円でした。「コンビナートの夜のきらめき それが星でないのが悲しい」 鈴…

春分の日

太陽が天球を一巡りして新しい道のりを目指します。 今年は記録上「春一番」が吹きませんでした。それでも季節は巡っています。 雲が飛来している間、金星と木星のランデブーも ずい分表情を変えてしまいました。 ここは列車が音を立てて走り抜けて行くとこ…

下弦の月

今日は下弦の月なので、 ぜひとも「下弦」らしい姿を狙ってやろうと思っていましたが、 空が濁ってしまっているためになかなか月自体を見つけることができません。 昨宵同じ場所で金星と木星のランデブーを狙ったから、 黄道の見当をつけて同じ場所に来て目…

ヴィーナスとジュピター

天候が思わしくないうちに地球に追い抜かれた火星も ししの足もとでずい分大人しくなってしまったように感じます。 望遠鏡でもサザンクロスの観望会のときにユラユラと揺れる姿を一目見ただけでしたが、 極冠や大シルチスあたりの模様がチラッとわかりました…

金環日食カウントダウン・1

5月21日の金環日食に備えて、 カメラフィルターを購入しました。 各社から様々なタイプのフィルターが販売されだしましたが、 直前になって店頭から消え(消費)てしまう恐れがあるので、 今回ばかりは早めに手を打ちました(笑)。 望遠レンズに取り付けた…

大震災から一年が経ちました

昨日、一昨日とNHKでは震災から一年の節目ということで 「3.11」の映像を流していました。 思わず食い入るように見てしまいましたが、 見ていて大自然の恐怖と、その前では人間の小さな存在だということを 改めて実感しました。 今回の大震災は稀に見る自然…

久しぶりの晴天も・・・

2月末の宵の空では三日月やら宵の明星やらがランデブーを魅せてくれていたのに、ずっと曇天続き。先週末も水星が東方最大離角となって賑やかさを増していたはず。やっと姿を現してくれましたが、夕暮れの色が鮮やかなときには雲に覆われ、やっと切れたときに…

天球の音楽・ヴィンチェンツォ・ガリレイ(Vincenzo Galilei)

以前からリリースされていたのは知っていましたが、やっとAmazon(米)から手にいれることができました。ヴィンチェンツォ・ガリレイ(Vincenzo Galilei/1530c-1591)は、解説書にも書いてありますがガリレオ・ガリレイ(Galileo Galilei/1564-1642)の父親…

宵のランデブー

先週の金曜日、 仕事帰りに社屋から出ると目の前には木星、金星、三日月が一直線に並んでいる光景が目に飛び込んできました。あいにく携帯電話のカメラしか持ち合わせがなく、目によ〜く焼き付けつつシャッターを切りました。 あわてて「サザンクロス通信」…

有明の空

今度は早く起きました(笑) よく考えてみると月は1日50分近く遅く昇るので、 昨日と同じ時間に起きても良かったんですね。 でもおかげで建造物と撮れる位置で会えました。 場所を移動してもっと水際へ。 車が凍りついていたのには驚きました。 手が痛いです…

有明の空

昨日の有明は忘れていたこともあって部屋から。 今日は行くぞと意気込んでみましたが、 目覚ましの時間には曇っていたのでやめておきましたが、 明るくなってみると実は晴れていた。 寝ぼけていたわけではないのですが。 そんな訳で遠征できずに近場で絵にな…

美しく(派手に)見せるために

写真の世界では当たり前ですが、 被写体がヘーボンな場合はちょっとした細工を施します。 星の写真もまたしかり。 左の写真はノーマル、右の写真はデュフューザーというフィルターを掛けています。 これによって星像を大きく見せる効果を使って目立たせます…

目の錯覚というやつ

昨夜まで雨戸を激しく叩いていた南よりの風雨も、 寝ている間に通り過ぎたらしく、 いつもより遅く目が覚めて窓の外を眺めると まんまるお月様が隣の家の屋根の上で腰を掛けていました。 「やっ」 稲垣足穂だったら ここで何か物語を書くだろうに、というよ…

夜想曲(コープランド)

久しぶりに大雨となりました。 こんな日は星空を想いながら、夜の世界に思いを馳せながら夜想曲に耳を傾けます。 今日はアメリカの作曲家、アーロン・コープランド(1900-1990)。 無調に近い音楽がゆっくりと流れるヴァイオリンとピアノのためのノクターン…

サソリが部屋に入ってきた

朝早く、寒くて目が覚めて窓を眺めていたら、 明るい星が二つ並んでいるのがまず目にとまりました。 窓には夜露がついているにもかかわらずです。 サソリの心臓、アンタレスの赤い火と数年前から増光しているδ星です。 今の時期は冬の透明度によって赤々と燃…

相模湾の蜃気楼

先週末、伊豆へ旅行に行きました。 そこでの帰り道、相模湾の水平線上に浮き島を発見! もしかしたらと気にしていたら真鶴半島の付け根のあたりにきて 蜃気楼とおぼしきモノを水平線上に出ているのを発見! 真鶴半島の観光協会へ問い合わせると 「そういう現…

神々の宿る樹

木星と月が並び、 下の方に金星。ゼウスとカリスト、そしてアフロディテが集いました。

賑やかな春

「羽を取り巻く春の大三角、かみのけ、からす。そして火星と土星」 冬休み初日。当初から晴れていたら思う存分星を眺めに行くかー と、決め込んでいたので大樹が寝息を立てたのを確認してから家を抜け出しました。 車のフロントガラスはお湯を掛けても直後に…

天界の美女、二人

三郷から帰ってくる移動中、 振り返ると三日月と宵の明星が並んでいました。 「カメラもってきて良かったー」 と、いつもの場所へ直行しましたが、 車を降りて西の空を見ると月がいません! ありゃりゃ〜 用意している間に金星までも わき上がる雲に飲み込ま…

一夜明けて

せっかくの積雪があった日に夜勤だったので、 帰ってくるときにはほとんどの雪は溶けていました。 子供たちの足跡もいっぱいついています(これはいい)。 なるべく日陰を歩くとまだ残っていました。 それでも雪質を見ると春の雪であることがわかります。 こ…

雪が踊っている

寒い一日でした。 近所のおばちゃんと顔を合わせると、 最初に「今日はさっむいわ〜」と。同感です。「今日は夜から雪になるそうですよ」 「そーなんだってね!」言ったとおり、夜遅くなってから雪になりました。 幸か不幸か。仕事中。 日が変わる前に外に出…